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研究概要

 

ユビキタス映像記録視聴システムを活用した授業の多元的記録・分析・構成方法

 

ユビキタス映像記録視聴システムを活用した授業の多元的記録・分析・構成方法
平成20-22年度科研費補助金基盤研究(C) 研究課題番号:20500853

研究組織

代表者 平山 勉 研究者番号:50250866
名城大学・教職センター・准教授
研究分担者 後藤 明史 研究者番号:50225645
名古屋大学・情報基盤センター・准教授
研究分担者 竹内 英人 研究者番号:30387766
名城大学・教職センター・准教授

研究概要

本研究は、パソコンとブロードバンド環境の枠を超える「携帯デバイスを活用したユビキタス映像記録視聴システム」の改善を行い、リアルタイムに授業収録を行い、Webベースで参照可能(Low bitrate)な形に自動生成し、データベース化するとともに、それらを、ビデオ・オン・デマンドや携帯デバイスで学習できるシステムの構築を目指している。 2008年8月7日に、遠隔講義システムを活用した教職入門特別授業を実施し、マルチアングル映像記録で撮影した。続いて、2008年10月8日に、研究分担者でもある竹内英人准教授の附属高校での特別授業をマルチアングル映像記録で撮影した。さらに、「携帯デバイスであるiPodの利用」、「iTunesのインストールと起動」、「映像授業記録配信Podcastの登録」、「iPodへの転送」等のガイダンス特別授業を実施し、これまで収集した授業にユビキタス映像記録視聴システムを活用してパイロット配信を行い、受講学生のコメントを収集し、検討を進めている。

発表文献

平山 勉: “教育実習生の「授業力」育成に関する-考察” 名城大学教職センター紀要 6. 59-64 (2009),

 

遠隔講義システム等を活用した実践力を備えた教員養成に関する総合的な研究

 

研究組織

平山 勉 (名城大学教職センター・准教授・研究代表者)
酒井 博世 (名城大学教職センター長・教授)
山﨑 初夫 (名城大学情報センター・教授)
野々山 清 (名城大学教職センター・教授)
曽山 和彦 (名城大学教職センター・准教授
片山信吾 (名城大学教職センター・准教授)
竹内英人 (名城大学教職センター・准教授)
後藤明史 (名古屋大学情報基盤センター・准教授)

研究の目的

本研究プロジェクトは、教職課程履修生が、教員になる前に実際の教育現場に触れ、体験する場面を増やすことによって、教員に必要な資質と実践的指導力を身につけさせることを目指すものである。即ち、教員1年目から質の高い教育活動のできる学生の育成を図る。そのため、県内の中学校、高等学校とインターンシップを提携し、各学校の教育活動の援助・支援を受ける中で、現場の教師の指導力を吸収させ、資質の高い教員養成を行うのが目的である 。具体的には、教職センター主催の「センター実践報告会」の開催、本学附属高校のSSHとの連携、天白-可児キャンパス間のネットワークを活用した教職授業・教員採用試験対策特別授業(勉強会)の開催、e-mailを用いた小論文指導(ホームページを活用した論作文指導等)の実践を行い、その成果の一部を、大学教育研究フォーラム等で継続的に発表し、実践力を備えた教員養成に貢献してきている。

今回の研究プロジェクト3年間では、とりわけ、これまで試行運用してきた天白・可児間の遠隔講義システムを、附属高校と名駅サテライトキャンパスを加え、これまでの2キャンパス間の遠隔講義システムをマルチキャンパス間対応にバージョンアップすることに力点をおく。附属高校の授業参観・見学を、天白及び可児キャンパスから実現できることから、教育実習に向けての事前指導に大いに貢献し、附属高校側としても、教職履修学生が参観することから、その授業システムの向上が期待できる。さらに学内で検討されている主要駅に設置されるサテライトキャンパスにも接続することから、恒常的なオープンキャンパスの開催、大学と附属高校と一般が参加するシンポジウムの開催等が期待できる。今年度は、天白・可児間の遠隔講義システムに附属高校を加えた特別授業を実施し、パイロット配信を行い、今後のマルチ方向での遠隔授業の課題を探る。

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